枝豆が旬の季節、「枝豆」の魅力とは?

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5月頃から店頭に並び始め、夏になると食卓や居酒屋で見かける機会が増える枝豆。


「夏のおつまみ」というイメージが強いかもしれません。


実は枝豆には長い歴史があり、さまざまな栄養素を含む優秀な食材です。実際、献血は多くの医療現場で欠かせない重要な役割を担っています。


今回はそんな枝豆について、いろいろ調べてみたのでご紹介します。


実は枝豆の旬はとても短い



枝豆は5月頃から10月頃まで店頭に並ぶため、旬が長い野菜と思われがちです。


しかし実際には、一つひとつの品種がおいしく食べられる期間はわずか数週間程度しかありません。


それでも長期間楽しめるのは、日本各地の産地がリレーするように旬をつないでいるからです。


春から初夏は九州地方、夏は関東や東北、そして秋には北海道へとおおむね産地が移り変わりながら収穫が続きます。


また、枝豆は収穫後から糖分や香りが失われやすい野菜としても知られています。


そのため、本来は「採れたて」が最もおいしい食材のひとつです。


旬の時期ならではの香りや甘みを味わえるのも、枝豆の大きな魅力といえると思います。








江戸時代から親しまれてきた枝豆の歴史



枝豆は、大豆が成熟する前に収穫したものです。


大豆は2000年以上前から日本で栽培されていたと考えられていますが、若い大豆を枝豆として食べる文化が広まったのは江戸時代とされています。


当時は未熟な大豆を枝付きのまま収穫して販売していたことから、「枝豆」という名前が付いたといわれています。


江戸の町では、茹でた枝豆を売り歩く商人の姿も見られ、夏の風物詩として親しまれていたようです。


私たちが楽しんでいる茹でた枝豆は、数百年にわたって受け継がれてきた日本の食文化のひとつといえます。








枝豆と大豆は何が違う?



枝豆は大豆が完熟する前の若い状態で収穫したもの、一方、大豆は成熟するまで育てて乾燥させたものです。


そのため栄養成分にも違いがあります。大豆はタンパク質や脂質が豊富ですが、枝豆はこれらに加えてビタミンCや葉酸など、野菜に多い栄養素も含まれています。


つまり枝豆は、「豆」と「野菜」の両方の特徴をあわせ持つ珍しい食材になります。


枝豆には大きく3つの種類がある



枝豆には全国で栽培されているものや地方の在来種を含め、400種類以上の品種があるといわれています。


主に、市場に流通している枝豆は大きく分けて3種類に分類されます。


●白毛豆(しろげまめ、青豆)


最も流通量が多い一般的な枝豆で、スーパーで販売されているのはほぼこのタイプの枝豆です。


さやも豆も緑色で、さやの部分には白い産毛が生えています。味はあっさりしてクセがなく、香りも穏やかで食べやすいのが特徴です。


●茶豆(ちゃまめ)


茶色い大豆になる品種を若いうちに収穫した枝豆になります。


うぶ毛や薄皮が茶色がかっている枝豆で、香りの強さが最大の特徴です。口に入れた瞬間に広がる芳醇な香りと甘みがあり、「枝豆らしい味」を楽しみたい人に向いています。


新潟県の「黒崎茶豆」や山形県の「だだちゃ豆」が有名な品種で、耳にしたことがある方も多いと思います。


●黒枝豆(くろえだまめ)


黒大豆を若いうちに収穫した枝豆です。


豆が黒紫色に色づいているのが特徴で、粒が大きく甘味が非常に強くて濃厚な味わいになっています。


関西を中心に栽培され、丹波地方(兵庫・京都)の「丹波黒枝豆」が有名、旬が短く、主に秋(10月前後)に楽しめます。








枝豆に含まれる栄養素



枝豆は野菜でありながら、大豆由来の栄養も豊富に含んでいます。


そのため、「畑の肉」と呼ばれる大豆の良さと、野菜ならではの栄養価を兼ね備えた食材ともいわれています。


●タンパク質


枝豆は野菜の中でもタンパク質が100gあたり11.7gと豊富に含まれています。ご飯やパンのかわりに食べると、カロリーを抑えつつタンパク質を摂ることができます。


●食物繊維


枝豆に含まれる食物繊維は、100gあたり5.0g。水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれています。整腸作用があり便秘の予防や改善に役立つほか、脂質や糖質の吸収を抑える作用があります。


●ビタミンC


枝豆には、大豆には含まれないビタミンCが100gあたり27mg含まれています。ビタミンCは皮膚や血管、骨など作るコラーゲンの生成に必要なほか、抗酸化作用を持つことが知られています。


●葉酸


枝豆100gあたりの葉酸含有量は320μg。細胞の新陳代謝や赤血球の形成に関わるビタミンです。妊娠中に必要な葉酸がとれる優良食材となります。


●カリウム


枝豆には、100gあたり590mgのカリウムが含まれています。体内の水分バランスを整える働きがあり、筋肉の収縮や神経伝達に関わる栄養素です。また塩分の摂り過ぎを調節する作用もあります。


栄養価を損なわない簡単レシピ



枝豆は、茹でるとビタミンB群やビタミンCなどの水溶性ビタミンが流出してしまうため、オススメの食べ方は蒸し焼きかレンジを使うことです。


●焼く・炒める


オリーブオイルやゴマ油で焼くと、香ばしさが出て美味しく食べられます。水分が減り、味が濃縮されるため、うま味をより感じられます。


にんにくと黒コショウを効かせた焼き枝豆は食欲をそそります。








●煮る・茹でる


煮たりゆでたりする場合は、スープやポタージュにすると栄養を無駄なく摂ることができます。


下茹ですると水溶性ビタミンが煮汁に流れ出てしまうため、レンジで3分程度加熱して使うのがオススメです。













枝豆は、古くから日本人に親しまれてきた夏の味覚です。


是非、季節の味覚として楽しみながら、その栄養や歴史にも少し目を向けてみてはいかがでしょうか。






  • このコラムで紹介した情報は、一般的な知識のみを目的としたものであり、栄養素の効果・効能を保証するものではありません。
  • 専門的な医学的アドバイスや特定の病状に対する治療の代わりとはなりません。

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