音声コラム【チョコレートに含まれるポリフェノールとプロテイン】

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音声コラム・全文

みなさんこんにちは
ビタミン音声コラムへようこそ

とうとうセントバレンタインですね。
会社の女性陣からいただいちゃいました。チョコレート。

そう、実はチョコレートにはカカオポリフェノールとカカオプロテインが含まれているんです!!
カカオポリフェノール・カカオプロテインってなんだい?
カラダにいいのそれ?

今回はちょっと番外編、チョコレートに含まれるポリフェノールとプロテインについて

大手食品メーカーの明治と帝京大学は共同で「チョコレート摂取による腸内環境改善効果の探索的研究」を行い、高カカオチョコレートの摂取が腸内フローラに与える影響を調べたそうです。

45歳から69歳の347人に、高カカオチョコレートを1日25g、4週間食べてもらった結果、
脳の神経細胞の活動を促進するBDNF(脳由来神経栄養因子)の増加による認知症予防の可能性、
動脈硬化のリスク低減、血圧低下、HDL(善玉)コレステロール値の上昇など、カカオに含まれるポリフェノールの機能性が確認されたそうです。

さらに多くの被験者から「便通が改善した」という意外な感想が寄せらそうです。

これはカカオに含まれるプロテイン、カカオプロテインの作用ではないかと考えられたのです。
牛乳に含まれるカゼインの消化率を100とするとカカオプロテインの消化率はわずか1/3程度。
つまり、食物繊維やオリゴ糖と同じく、小腸で消化吸収されずに大腸に到達すると考えられるのです。

しかし、推奨される食物繊維の量は1日約20gなのに対し、25gの高カカオチョコレートに含まれるカカオプロテインは1g程度しかない。
さらに食物繊維およそ3gを合算しても1日推奨量には届かない。

ということはオリゴ糖のように、腸内の善玉菌のエサとなって
善玉菌の増殖を促進しているのではないかと考えられたのです。

調べたとところ高カカオチョコレートを食べた方はフィーカリバクテリウムなど
4種類の短鎖脂肪酸産生菌が増えたことが分かった。
フィーカリバクテリウムは、その中でも特に酪酸を大量に産生する菌。
長寿の人の腸内に多く存在することから、ビフィズス菌、乳酸菌に続く善玉菌といわれています。

腸内に酪酸などの短鎖脂肪酸が増えると、ぜん動運動などの活発化による「便通改善」に加えて、
腐敗産物減少と粘膜上皮細胞の異常増殖抑制による「大腸がんの抑制」、クローン病などの「炎症性腸疾患(IBD)の予防」、インスリンの分泌促進による「糖尿病の予防」などが期待できるといわれてます。

つまり、高カカオチョコレートの継続摂取で、最近増えている大腸がん、IBD、糖尿病のリスクを下げる可能性がある、ということが言われています。

チョコレートを食べると幸せになるわ!といっている女性が会社にいますがあながち間違いではないかもしれません。

ですがカラダにいいんだ、といって食べ過ぎにはくれぐれもご注意を。
摂りすぎてもいいのはビタミンCですよ。

参考にした明治のサイトを載せておきます。
http://www.meiji.co.jp/chocohealthlife/efficacy/

それではこの辺で。
ブロンソンジャパン株式会社音声コラム担当筒井大海がお送りしました!
また次回お会いしましょう!

板チョコ1枚60g カカオ70% 食物繊維約7g カカオマスの17%が食物繊維

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