ビタミンC 本当のチカラとは?その①

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ビタミンCといえば、美肌や疲労回復のために、野菜や果物、サプリメントなどを積極的に摂取している女性の方も多いのではないでしょうか?

 

そこで、2017年7月20日に放送されたNHK BSプレミアム 【美と若さの新常識:若さの秘薬!ビタミンCの実力】の放送内容をご紹介します。メインテーマは、アンチエイジング!第1回目は、老化度とビタミンCの関係についてです。

 

東海大学付属病院にて、抗加齢ドックを開設している西崎 泰弘教授は、およそ1900人の患者さんを受診されています。そして、研究を積み重ね、尿中の8-OHdG(ハチ・オー・エイチ・ディー・ジー)という物質が老化スピードを測る指標になることを発見しました。この8-OHdGは、その量が大きいほど老化スピードが速いということになり、5段階で評価されるそうです。

 

 

 

 

番組ゲストのお笑い芸人・鬼奴さんが老化度(8-OHdG)を測定するとその数値はなんと29.1!!5段階で最も悪い評価でした。実は、鬼奴さん、この日は朝まで飲み明かしていたそうです。しかし、鬼奴さんにビタミンCが1000mg入った飲み物を飲んで、1時間後にもう一度測定してもらうと、その数値は13.5、一気に半分も減少してしまいました。

 

ビタミンCのすごい効果ですね。西崎教授によると「ビタミンCは、吸収されやすく、水溶性ビタミンなので、血中にまわってカラダのよくないところに到達することができるので非常に即効性が高い」とのこと。

 

厚生労働省が1日に必要なビタミンCの量は100mg、しかし、アンチエイジング研究をリードしてきた近畿大学医学部 山田 秀和教授は、1日の摂取量は1000mgが目標だと指摘されています。

 

ビタミンCは、水溶性ビタミンなのでたくさん摂取しても尿から排出されるので、あまり蓄積されません。そのため、こまめに摂ることが重要です。さらに、ビタミンCは手軽で安全性が高いものです。

 

食品からの摂取だけではなく、サプリメントからの摂取も積極的に考えたいものですね。
毎食後のビタミンCがあなたの健康と美容の維持をお手伝いします。

 

※このコラムで紹介した情報は、一般的な知識のみを目的としたものであり、栄養素の効果・効能を保証するものではありません。
※専門的な医学的アドバイスや特定の病状に対する治療の代わりとはなりません。

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