酸化防止剤として使用される抗酸化物質のエリソルビン酸はイソアスコルビン酸、D-アラボアスコルビン酸とも呼ばれています。
L-アスコルビン酸(ビタミンC)の立体異性体で、毒性が低く還元力が強いため、酸化防止剤として使われます。
ただしビタミンCとしての作用はほとんどないといわれています。
また食品に使用される酸化防止剤の代表的なものはこちらです。
●L-アスコルビン酸
…果実加工品、漬物、そう菜、パンなど
●エリソルビン酸
…果実加工品、魚介加工品、農産物缶詰、漬物など
●カテキン
…水産加工品、食肉加工品、菓子、油脂、清涼飲料水など
●ジブチルヒドロキシトルエン
…油脂、バター、魚介乾製品、魚介塩蔵品、乾燥裏ごしいも、魚介冷凍品、鯨肉冷凍品、チューインガム
●トコフェロール
…油脂類、バター、油脂含有食品、菓子類など
●ブチルヒドロキシアニソール
…油脂、バター、魚介乾製品、魚介塩蔵品、乾燥裏ごしいも、魚介冷凍品、鯨肉冷凍品
※「食品衛生の窓」東京都福祉保険局より引用
コメント