音声コラム【各組織のビタミンCの濃度について】

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音声コラム・全文

各組織のビタミンCの濃度

みなさんこんにちは
ビタミン音声コラムへようこそ

桜がもうすぐ咲きますね。
いやぁ、毎年思うんですがお花見スポットはどうしてあんなにこむんでしょうか。

ちょっと離れたら人ぜんぜんいないのに。
人の密度というか濃度が違いますよね。

はい、というわけで今回は濃度についてのおはなし。

今回も皆様に一方的にビタミンの知識を植えつけていきますよ。

各組織のビタミンCの濃度について

皆さん、ビタミンCを摂取すると身体全体に平均的に充満すると思っていませんか。
実はビタミンCは組織によって濃度が違うんです。

そう、花見と同じように。

具体的には脳や副腎、肝臓や目の水晶体や白血球に多いんです。
では突然ですがここで問題!!とぅるっとぅる!

脳、副腎、肝臓、水晶体の中で一番ビタミンCの濃度が濃いのはどこでしょうか。

ちくたくちくたくちくたくちーん。

はい、正解はなんと副腎、でした。

100グラム中の濃度で血液はおよそ1.2ミリグラムに対し、
脳は25ミリ、肝臓は30ミリ、水晶体は31ミリ、そして副腎はなんと70ミリグラムもビタミンCが含まれているんです!!

これは人が生き残るために必須の組織であるためと言われています。

たとえば白血球は感染症にかかると大量の活性酸素を放出してばい菌を殺しますが、活性酸素による誤爆から
身を守るために大量のビタミンCが欠かせません。
赤血球の寿命は120日と長いのに対し、白血球の寿命は数時間から数日と短いことから活性酸素の破壊力のすさまじさがわかります。

生き残るために必須の組織は通常組織に比べビタミンCが高濃度に蓄積しているため、
1日のビタミンCの摂取量が100-200ミリグラムあれば壊血病にならずにすみます。
が、通常組織では慢性的にビタミンCが不足することにもなるのです。
つまり通常組織で不足をおこさないためにはビタミンCをより多くとらなければならないのです。

最近副腎疲労などで注目されている副腎がなんとビタミンCの濃度がダントツです。
副腎はストレスに対抗するためにホルモンを出しますが、副腎疲労がつづくと、いわゆる欝のような状態となる可能性があります。
ビタミンCも多く消費されるので不足しないように普段よりたくさん摂らなければなりません。

副腎についての詳しい話はまた来週。

ビタミンCをたくさんとって、ストレス社会に抵抗しましょう。

それではこの辺で。
ブロンソンジャパン株式会社音声コラム担当筒井大海がお送りしました!
また次回お会いしましょう!

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