音声コラム【アルツハイマー、心臓病、がん、うつ等に対抗するオメガ3】

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音声コラム・全文

みなさんこんにちは
ビタミン音声コラムへようこそ
12/14の更新です。

ついこの間秋田県に行ってきました。
田沢湖の地ビールは世界一を何度も受賞しているので
ついつい飲みすぎてしまいました。
いやぁでもとんでもなく寒かった。
空気が痛かったなぁ。

というわけで今回も皆様に栄養の知識を一方的に植え付けていきますよ。

「脳神経細胞の膜を作るオメガ3」

今回は生田哲薬学博士の著書「人気サプリメントのウソとホント」からご紹介していきます。
皆様オメガ3ってご存知ですか?
かっこいい名前ですよね。

実はこのオメガ3、n3系脂肪酸とも呼ばれています。
つまり脂肪酸です。
あまりなじみがありませんね。
ではオメガ3の代表的なものはというと
ドコサヘキサエン酸DHAとエイコタペンタエン酸EPAです。
あれ?聞いたこと、あるーーーー!
さらにDHAとEPAは魚に多く含まれていることから「魚油」と総称されていたりするんです。

よく頭が良くなるとか、聞きますよね。
なんでなんでしょうか!?

人気サプリメントのウソとホント 第3章の脳神経細胞の膜を作るDHAとEPAからお話します。

人の体のすべての細胞は膜で包まれている。
膜は脂肪で作られ、その脂肪でもっとも重要な成分がオメガ3である。
そして脳の神経細胞の膜は他の細胞の膜よりオメガ3をはるかに多く含んでいる。
脳の働きはセロトニン、ノルアドレナリンなどの伝達物質ばかり注目されているが
伝達物質が豊富にあってもそれだけでは効果がない。

伝達物質は受容体に受け取ってもらうことで初めて効果を発揮する。
受容体が伝達物質を受け取れるかどうかは、その形や柔軟性など膜の性質が鍵を握っているのである。
そして膜の性質は食事で摂取された脂肪酸の種類で決まる。

オメガ3のライバルにオメガ6がある。
オメガ6も必須脂肪酸であり、代表はリノール酸、ひまわり油やごま油などに多く含まれる。
現代人はオメガ6は過剰摂取気味でオメガ3は不足気味である。

オメガ3が不足すると困ることが2つある。
ひとつはオメガ3が不足すると脳神経細胞の膜がオメガ6に置き換わってしまうことである。
そうなると膜の機能が低下し、脳の働きが悪くなる。気分が落ち込み、やる気がでなくなる。
この状態を「うつ」という。

もうひとつはオメガ6は炎症を発生させ、オメガ3は炎症を抑える。
オメガ3が不足するとオメガ6が優位となるため炎症が慢性化する。
この慢性炎症により、アルツハイマーや心臓病やがんが発症しやすくなるのである。

つまりオメガ3は脳の働きを良くするだけでなく、カラダの炎症を抑え、疾病のリスクをさげるというスンバラシイ作用があるのです!
理想的なオメガ6とオメガ3の比率は1:1だそうです。

読めば読むほど化学的に書いてあるのでわかりやすいです。
ぜひご一読を。

それではこの辺で。
ブロンソンジャパン株式会社音声コラム担当筒井大海がお送りしました!
また次回お会いしましょう!

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