その不調、夏のせいかも?ストレスに負けない体づくり

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ストレスというと「心のストレス」を思い浮かべる方も多いと思いますが、実際にはもっと幅広いものです。


物理的、化学的、生物学的、心理・社会的といったさまざまな要因があります。そして夏は、気づかぬうちに多くのストレスが積み重なる季節でもあります。


例えば、猛暑や湿気といった物理的ストレス。さらに、紫外線や熱による活性酸素の増加といった化学的ストレスも深刻です。


加えて、冷房の効いた室内と暑い屋外の寒暖差も自律神経に負担をかけます。また、夏休みに子どもが家にいる親御さん、旅行や帰省などで生活リズムが乱れる方も多く、環境の変化がストレスを加速させることもあるかもしれません。


こうした「夏特有のストレス」を放置していると、睡眠の質が落ちたり、自律神経が乱れたり、精神的・肉体的な疲労が抜けにくくなってしまいます。


あなたは大丈夫? 夏のストレスチェック



3つ以上あてはまる方は要注意! 予防とケアを始めましょう。

  • 1. 暑くて眠れない/疲れが取れない
  • 2. 食欲が落ち、冷たいものばかり食べている
  • 3. 日中のだるさや無気力感が続いている
  • 4. クーラーの冷えで手足が冷える
  • 5. イライラや落ち込みが増えた
  • 6. 気温差で体がついていかない
  • 7. 集中力が落ちて、ぼんやりする
  • 8. 外出が億劫で引きこもりがち
  • 9. 「夏バテかも…」と感じることがある










夏ストレスの予防・緩和は「基本の生活」から



まずは運動・睡眠・食事のバランスを整えることが基本です。


朝夕の涼しい時間帯に軽く体を動かす、冷房を使いつつ冷えすぎないように調整する、冷たいものばかりでなく温かいスープやタンパク質も意識して取り入れる。


このような、小さな工夫が心と体の安定に繋がります。


インナーケアで内側から夏を乗り切る




夏のストレス対策には栄養の力も大切になります。


ビタミンA・B群・C、トリプトファン、オメガ3脂肪酸などは、疲労回復や自律神経のサポート、ストレス耐性の向上に役立ちます。


なかでも注目したいのがビタミンC。


紫外線によって発生する活性酸素の軽減や、ストレスに対抗するコルチゾールなどのホルモンを作るにもビタミンCが関与しています。


そのため、ビタミンCが体内で不足してしまうとストレスに対抗できず、疲労感や倦怠感が続いたり、うつ症状が出てしまう可能性もあります。


特に、ビタミンCは夏こそ積極的に摂りたい栄養素です。











気づかぬうちに溜まっていく夏特有のストレスこそ、意識して対策することが大切です。


暑さに負けず、健やかに夏を乗り越えるために、心も体も元気にこの季節を乗り切りましょう




  • このコラムで紹介した情報は、一般的な知識のみを目的としたものであり、栄養素の効果・効能を保証するものではありません。
  • 専門的な医学的アドバイスや特定の病状に対する治療の代わりとはなりません。

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