サバ缶とキムチで夏バテ対策! 

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真夏の日差しに、なんとなくだるい…食欲もいまひとつ…。そんな夏バテの症状を感じていませんか?


がんばって料理するのもなかなかおっくうなこの季節。そんなとき頼りになるのが「サバ缶」と「キムチ」です。


実はこの2つ、夏バテ対策にぴったりの食材たちです。


今回は、サバ缶とキムチが夏バテ気味の体にどう良いのかをご紹介します。



なぜサバ缶は夏にもってこいなのか?



サバ缶には、DHA・EPAなどのオメガ3脂肪酸のほか、高タンパク・低糖質、ビタミンDやB群も豊富に含まれています。


●タンパク質

夏バテで体が弱っているときは、タンパク質が不足しがちです。


不足すると、疲労回復が遅れたり、免疫力が低下して夏風邪を引く原因になることもあります。


サバ缶1缶には約27gのタンパク質が含まれ、一日に必要なタンパク質(約50g)の半分以上を補うことができます。


しかも、アミノ酸スコアは最高値の100。必須アミノ酸もバランスよく含む良質なタンパク源にもなります。


●DHA・EPA

サバ缶には、DHAが約2.6g、EPAが約1.86g含まれており、オメガ3脂肪酸全体では約5.5g。


これは、1日の目安量の2倍以上になります。


●ビタミンD・カルシウム

ビタミンDは、免疫機能の維持やカルシウム吸収を促進します。


サバ缶はビタミンD含有量がトップクラス。脂溶性なので、サバ缶に含まれる脂質と一緒に摂ることで吸収率もアップ。


さらに、骨ごと食べられるためカルシウムも豊富で、骨の健康維持にも役立ちます。


●ビタミンB群

ビタミンB1、B2、B6などのビタミンB群もバランスよく含まれており、疲労回復や代謝の促進など、体の調子を整えるうえで欠かせない栄養素になります。








キムチも夏バテ予防に効果的



ある調査によると、夏バテの主な原因として、約8割の管理栄養士が「胃腸の弱り」を挙げています。


キムチには、そんな胃腸をサポートする乳酸菌や、食欲を刺激するカプサイシンが含まれています。


●乳酸菌

キムチは発酵食品なので、植物性の乳酸菌が豊富に含まれています。


乳酸菌は腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれるため、消化吸収力がアップし、便通の改善や免疫力向上にもつながります。


●カプサイシン

キムチの辛み成分であるカプサイシンは、冷房で冷えがちな夏の体を温め、血行促進や発汗作用を通じて代謝を高める効果があります。


また、辛味が食欲を刺激してくれるので、夏バテで「食欲がない・・・」という時にもオススメです。









サバ缶×キムチの簡単レシピ




夏バテ気味の体にぴったりな、「サバ缶×キムチ炒め」のレシピをご紹介します。


火を通すだけなので、料理をする元気がない日にも最適です。


●材料

サバ缶(水煮) 1缶

キムチ 適量

ニラ 適量

ごま油


●作り方

1. サバ缶の中身を軽くほぐしてフライパンへ。

2. ザク切りにしたキムチを加えて、ごま油でさっと炒めます。

3. 適当な長さに切ったニラを適量投入し、さらに軽く炒めたら完成。

4. 残った缶の汁も栄養豊富なので、みそ汁やスープに活用しましょう。











サバ缶とキムチ、どちらも常備しやすく、手軽に取り入れられる夏の味方になります。


暑さに負けず、しっかり食べて元気に夏を乗り切りましょう!




  • このコラムで紹介した情報は、一般的な知識のみを目的としたものであり、栄養素の効果・効能を保証するものではありません。
  • 専門的な医学的アドバイスや特定の病状に対する治療の代わりとはなりません。
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