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音声コラム・全文
みなさんこんにちは
ビタミン音声コラムへようこそ
12/20の更新です。
牡蠣がおいしい季節になりましたよね。
海のミルクって言われるほど栄養もありますし。
生牡蠣に醤油をたらしてちゅるって、あああオイスターバーに行きたい!
ただあたりやすいので調理には気をつけましょう。
また牡蠣は海のお掃除やさんとしても大変注目を浴びています。
これが牡蠣があたりやすい要因ともいわれているんですが…
牡蠣は1個だけで1日に約240リットルもの海水を吸い込んでろ過します。
すごいですね。
東京湾や世界的に牡蠣による水質浄化活動が行われてるぐらいなんです。
だから牡蠣には海のミルクといわれるぐらい栄養が濃縮するし
場所がわるければろ過能力によって有害なものもたっくさん溜め込んでしまうんですね。
ながながと前置きが長くなりましたが今回は牡蠣にたくさん含まれる亜鉛についてのお話です。
というわけで今回も皆様にミネラルの知識を一方的に植え付けていきますよ。
「人が生きる根本で働く亜鉛」
今回は亜鉛のお話をしますが
亜鉛って亜細亜の「亜」に鉛って書きますよね。
ってことは鉛の仲間なんじゃ。
もちろんそんなことありません。
これ昔の人が鉛と勘違いしちゃったからなんだとか。
また英語ではzincといいますがこれも語源はフォークの先部分のzinkenからきているんだそうで
あまりかっこいい由来ではないんですが、亜鉛はカラダのなかではめっちゃかっこいいんですよ。
亜鉛は体内の300から400もの酵素の補酵素そして関わっています。
どんなもんなのそれと思う方、体の中の酵素は約3000種類といわれているんです。
つまりたった一つのミネラルで約1割ものからだの酵素の生成に関わっているなんてかっこいいポイントですね。
ではでは具体的にどんな働きがあるのか!
たんぱく質の合成、遺伝子の複製、細胞の増殖、傷口の修復、免疫力の増強、精力の増強、味覚をつかさどる未らいの成長などなど、人が生きるための根本で働いてくれるんです。か、かっこいいい!!
そんな亜鉛ですが、パンなどの小麦粉製品やインスタント食品や豆類、穀類などと一緒に摂取すると吸収が妨げられてしまうんです。
それはフィチン酸という成分と亜鉛がくっついてしまうためなんです。
そして人はフィチン酸の消化酵素であるフィターゼがないため吸収されにくいため亜鉛とくっついてしまうと体内に吸収されにくくなってしまうんです。
ただこのフィチン酸、別名イノシトール6リン酸とも呼ばれていて、金属イオン類を取り囲み、強力な抗酸化作用の働きで活性酸素の発生を抑制し、結果としてガン(癌)を予防、抑制すると研究されているそうですよ。
逆にじゃあどんなのが吸収されやすいのか、はいでました。ビタミンC、そして動物性たんぱく質と一緒にとると吸収率がよくなるんですよー!
さらにかっこいいポイント、少量のアルコールと一緒にとると吸収が高まるんです!しびれるー!
ということで亜鉛のかっこいいポイントを効率よく堪能するために皆さんビタミンCを忘れずに!
それではこの辺で。
ブロンソンジャパン株式会社音声コラム担当筒井大海がお送りしました!
また次回お会いしましょう!
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