ビタミンCの本当のチカラとは?その②

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ビタミンCといえば、美肌や疲労回復のために、野菜や果物、サプリメントなどを積極的に摂取している女性の方も多いのではないでしょうか?

 

そこで、2017年7月20日に放送されたNHK BSプレミアム 【美と若さの新常識:若さの秘薬!ビタミンCの実力】の放送内容をご紹介します。メインテーマは、アンチエイジング!第2回目はストレスとビタミンCについてです。

 

まず、老化とはいったいどういうことでしょうか?
東京都健康長寿医療センターの研究部長 石神 昭人さんによれば、「老化とはカラダを作っている、1つ1つの細胞が、年を取るに従って、働きが落ちてくる。すると、その細胞たちが作っている、組織、器官、臓器の働きも落ちてくる。これが老化です。その最も大きな原因と考えられているのが、酸化つまり「サビ」です。細胞1つ1つの働きが落ちれば、当然エネルギーを作る速度は落ちてきますから、疲れやすくなるのです。」とのこと。

 

この老化の原因とされているのが活性酸素です。活性酸素は老化だけではなく、動脈硬化、心筋梗塞、生活習慣病などの原因ともいわれ、私たちが酸素を吸って呼吸をし、体内でエネルギーを燃やすときにできる副産物です。体内に入った酸素のおよそ2%が活性酸素になるともいわれています。このように酸素はエネルギーを作る、良い作用がある反面、活性酸素を体の中で作ってしまいます。

 

そんな体の老化(サビ)を食い止めてくれるのがビタミンCです。実はビタミンCをしっかり摂っていたとしても、体内に活性酸素が増えれば、その除去のためにどんどん消費されてしまい、その消費は意外に早いのだそうです。

 

そこで、番組では、30代の女性に家事をしてもらい、その前後で血液中のビタミンCの変化を調べたところ、たった1時間でビタミンCは30%近くも減っていたのです。

 

 

 

 

このように、ビタミンCは、常に消費されています。特にストレス社会といわれる現代では、通勤、パソコン作業、睡眠不足、多忙な仕事など様々な要因で活性酸素が発生しています。

 

ビタミンCは、水溶性ビタミンなのでたくさん摂取しても尿から排出されるので、あまり蓄積されません。そのため、こまめに摂ることが重要です。さらに、ビタミンCは手軽で安全性が高いものです。

 

食品からの摂取だけではなく、サプリメントからの摂取も積極的に考えたいものですね。
毎食後のビタミンCがあなたの健康と美容の維持をお手伝いします。

 

※このコラムで紹介した情報は、一般的な知識のみを目的としたものであり、栄養素の効果・効能を保証するものではありません。
※専門的な医学的アドバイスや特定の病状に対する治療の代わりとはなりません。

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