デューク大学医学部のブルメンサルの6ヶ月間の調査が2000年9月「サイコソマティック・メディスン」に発表された。
エクササイズ（有酸素運動）だけでうつから回復した人の88％が改善効果を10ヵ月後も維持し再発したのはわずか8％だった。
一方抗うつ薬を服用しうつから回復した人で改善効果を10ヶ月後まで維持できたのは55％に減少し再発率は38％に達した。
両方を併用して回復した人で改善効果を10ヶ月後維持できたのは61％で、再発率は31％だった。
したがってエクササイズ（有酸素運動）は抗うつ薬より、うつの再発率において格段に優れていることが証明されたのである。
参考文献：生田哲（2010） 『よみがえる脳』 ソフトバンク クリエイティブ サイエンス・アイ新書
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